私個人のアップロード手順として残しているものです。
基本的に気が向いた時に更新する程度なので最新ってわけではないです。
22/12/2,11:VCC移行関係追加、他微編集
22/8/13:バージョン更新、PhysBone:ツール系追加

初めに

VRChatデスクトップモードで使用する前提

前提条件:VRChatアカウントでトラストレベルが「New User」になっていること

トラストレベル

初心者のトラストレベルはVisitorです。
アバターのアップロードができるのは次のNew User
トラストレベルの上がる基準は非公開で、人によってまちまち。

サブスクリプション「VRChat Plus」では1度だけトラストレベルが上がる。
私は課金して VisitorUser と一気に上がった。
フレンドを作る方が早いらしいが、課金してもいいならサブスクで上げる方法もある。


VRoid Studio:正式版

ルック設定

リムライト

全て「0」に設定。

陰影

やわらかさ「0」、入り幅「-1」、硬さ「1」に設定。

目の可動域

デフォルトのままだと結構白目になったりして気になるので編集。
内外・上下共に4箇所全て「5」で設定。このぐらいがあまり違和感ない感じ。


VRMエクスポート

このままエクスポートしてもいいが、パフォーマンスランクに影響します。
総合評価の各詳細事項は公式ドキュメントにて。
アバターによって違うため、下記の削減オプションは参考程度に。

ポリゴンの削減

「髪の断面形状を変更する」・「透明メッシュを削除する」にチェック
削除度の調整はお好みで。

マテリアルの削減

「2」か「8」に設定。重めになる事が多いと思うので「2」がおすすめ。
テクスチャ解像度は変更なし。

ボーンの削減

若干減らすことはあるが、モデル自体が重い場合は減らした方がいいかも。

ボーンの調整は「髪型」のカスタマイズ「髪の揺れ方を設定」で編集ができる。
髪型に寄るが、個人的にはボーングループ前髪3、後髪4で設定。

アバター情報

バージョン欄も適当に入力しておくとUnityで上書きした際に見分けがつきやすい。
VRoid Hubにもアップロードしておくとvrmファイル保存用にも使える。


Unity

  • Unity Hub
  • Unity:2019.4.31f1

Unityのダウンロード手順に関しては基本的に初心者向けガイド「アバター導入方法」参照。

Unity2019/対応バージョン変更での移行

Unity2019への移行は「Unity2019移行ガイド」参照。
Unity2019の画面が立ち上がった後、Control Panel-SettingからSDKが移行前にインポートしたバージョンか確認。


VCC:VRChat Creator Companion

VCCへの移行

Creator Companion
上記リンク先の「Download It」最後のリンクでダウンロードでき、インストールする。

移行の場合は「Projects」内の「Add」から、Unityプロジェクトのフォルダを選択する。
反映されたら「Migrate」を選択、バックアップ取るか聞かれるので取っているなら真ん中を押す。

VCC Gesture Manager

SDK等の一覧に「Gesture Manager」があるので追加しておくと大変便利です。
VRCのアクションメニューの各動作確認がUnity上で出来るようになりました。
今まではアップロードした上で確認したりしていたので追加をおすすめします。

Unityメニュー「ツール」の「Gesture Manager Emulator」を押す。
Hierarchyに追加されるのでそっちをクリックし、Inspector「Enter Play-Mode」。
アバターがきちんと映らない場合はMain Cameraを動かしてアバターが映るように調整する。

エラーについてのメモ

「Enter Play-Mode」押してからエラー「AnimationEvent has no function name specified!」が大量に出ました。
外部ツール「A3Box」使用前提でのエラーがなくなったのでメモしておきます。
A3Box内「DefaultClip」の「Default~」2つをそれぞれダブルクリックで「アニメーション」ウィンドウを開く。
下記画像の赤枠にある右側タイムライン上の細長いマークを右クリックメニューで全部削除。


BOOTH 使用ツールのダウンロード

VRChat用アバターへ変換してくれる必須ツール。Unityにインポート。

Unityへアバターをインポート

VRoidで作成したvrmファイルをUnityのフォルダがあるところへドラッグ&ドロップ。
アバターが見えるファイルをクリックすると右メニューで「〇〇(プレハブアセット)」になっているか確認。
 ※アバターが見えるファイル=〇〇.prefab
prefabファイルを上のScene画面にドラッグ&ドロップ。

Scene上のアバターを選択しておく。
上部メニュー「VRM0」から「Duplicate and Convert for VRChat」を選択。
下に「〇〇 (VRChat)」(ファイル名:〇〇 (VRChat).prefab)ができる。

ヒエラルキーの(VRChat)が付いていないアバターは非表示にしておく。
ヒエラルキーで選択、右の「インスペクター」すぐ下のチェックを外す。

アバターを選択し、右メニュー「VRC Avatar Descriptor」-「View」-「Edit」。
Z方向(青矢印)だけ触り、目の間まで動かす。(VRChat内での基準視点になる)

PhysBone

髪と服のPhysBoneの設定で使用しました。PhysBone自体はいくつか削ったり間引きして減らしました。
コライダー設定については重くなりますが、設定すると揺れが自然に近づくのでここは重さとの兼ね合いになりますね。
変換の項目「揺れ物」はボーンのみでコライダーは変換せず、自分でコライダー付けました。

VRChatへアップロード

これでアバターをアップロードできる段階。
他ツール等使用してアバターにいろいろ付け足していくのはこの段階。(右メニューの一部見えてる設定もツールの設定)

パッケージの最新版インポート等でどうしても上手くいかなかった場合は一番最初からファイル作り直した方が早い可能性あり。

上部メニュー「VRChat SDK」-「Show Control Panel」を選び、そのままサインイン。
一番下の「Build & Publish」を押すとアップロードできる。


VRChat

基本操作はキーボード操作の一般的なWASDキー。
メニューはEscキー、VRChat終了はSettings内の電源アイコン「Exit VRChat」。

Homeに着いたら画面中央右寄りに「Mirror」と書かれている壁へ。
文字通り目の前に来ると鏡になるので自分のアバターを見ることができる。
(中央左下の赤いマイクミュートボタンはCtrl+Hで非表示にできる。)


VRoidで再調整後の更新

VRM Converter for VRChatの最新バージョンを確認。
新しいバージョンになっているなら再度インポートし直しておく。

新しいvrmファイルを再度ドラッグ&ドロップ。
アバター情報でバージョン記載しているなら、新しいバージョンになっているか確認。
そのままprefabも同様の手順で。View等も再設定が必要。


使用した他のツール

実際に使用したツール一覧。

【無料 / 有料】
Emoteや表情の設定をある程度テンプレート化したツール。
ポーズと表情のEmoteを設定する土台として使用。

【無料 / 有料】
無料版にはポーズファイル約150種類、有料版は約360種類。
A3Boxに組み込んで使用。

【無料 / 有料】
アバターを見ながら表情作成ができるツール。
リアルタイムで調整しながら表情作れるので便利。

【有料1,200円】 (BOOTHにて購入済みの方は引き続きDL可)
VRカメラ拡張ツール。デスクトップモード対応。
デスクトップモードで自撮りできるので購入したツール。
22/12/11…デスクトップ版デフォルトカメラで自撮り等できるようになりました。