前作から追加された部分のプレイ日記と全体感想を書きます。
ネタバレ注意。

前作のプレイ日記/感想レビュー

前作と同じような部分については前回書いてるので今回書きません。


ストーリー
8 / 10
キャラクター
7 / 10
システム
5.5 / 10
総評価
6.8 / 10

全体的な感想

前作から改善された部分もあるが、全体的には微妙な出来なのは前作からあまり変わらない印象。
追加要素全体的に追加した理由や要素が弱いなーとは感じた。

楽士ルートへの分岐は結構序盤なので、問いかけ方としてもちょっと不親切だなと。
最後どちらのルートへも行けるとはいえ、すっきりしない。

Vita版やってる人は楽士ルートからがおすすめかな。
1周目帰宅部ルートからの2周目楽士ルートしんどすぎた…主にダンジョン攻略で。
楽士ルートは帰宅部ルートの合間に楽士側ストーリー追加なので攻略内容増えます。

新キャラ4人はキャラエピが全部連動しているので楽士ルートしないと全貌が分かりません。
楽士ルートでも帰宅部ルートに分岐はできるので楽士ルートでやっていいと思います。

戦闘については改善されていました。
特にバトルフィールド制になって、狭い廊下とかで戦闘しなくて済むのが快適だった。
あと、ラスダンのあの鬼畜仕様な敵配置は改善されて快適でした。

1週目は追加された女主人公でやりました。
正直手抜きというか女主人公を追加する意味が見えてこなかった。

Vita版は特にそこまで気にしなかったけど、PS4だと気になった点も。
リップシンクが一切なかったので違和感あってちょっと…。
口とセリフ合ってなくてもせめて動かしてほしかったな…。

予約特典として付いているフルアルバムCDは今回も良かった

ストーリー

新キャラのキャラエピについて
帰宅部側のダンジョン攻略ではいまいち掴み切れない感じはあった。
掘り下げは9割ぐらいキャラエピに詰め込まれてるのでキャラエピやるのを推奨。

楽士ルートで楽士達のキャラエピをすると、どういう背景があったのか知れたので良かった。
前作だとそれぞれの事情とかも帰宅部メンバーだけだったしね。

楽士ルートのキャラエピしてると、現実世界へ前向きな感じだったけれども。
楽士側のソーン編で笙梧を蹴るソーンを見て、やっぱり棗は一凛が好きだったんだろうなと。
でも一凛が心中の相手に選んだのが自分でなかったからメビウスで余計にこうなったのかな。

Storkのダンジョンは隠れているStorkを探すだけなので簡単。
似たような部屋が続いてたりが多少あるけど特に苦戦要素がないのでスルスルとボス戦へ行けます。
新規ダンジョンなのでいろいろ回ってたら屋台の所に敵いるのに気付かず戦闘になったりはしたけど…。

梔子のダンジョンは結構道に迷って迷いました。
狭い通路だし入り組んでるしで目的地までうろちょろ…。
梔子が因縁の敵!みたいな感じで琵琶坂に突っかかっているので何が…って感じだった。
キャラエピ進めていったら理由分かったけど。

「Lucid」が主人公の楽士側の名前。
楽士ルートしてると帰宅部に対して罪悪感が湧いてくる…。
楽士たちもキャラエピしてるといい人もいるってわかるんだけどね…。

ソーン編、いやほんとそりゃないよ…って感じだよね、うん。
琴乃から「私達をコケにするそれだけの理由があるんでしょうねぇ!?」と言われてグサッってなりました…。

裏切りルートに相応しく、帰宅部メンバーを倒し…アリアを倒し…。
しかし無個性主人公なせいで主人公の心情が理解できない形でつらいかな…。
こういう無個性主人公=自分なんだろうけど、自分じゃなくて主人公は主人公として見てる面が多いからな…。

繰り返す3年間の中で徐々に減っていく人々。
この時の帰宅部メンバーってそのままなのか、洗脳されてるのかどっちなのかなー。

最後に残った主人公も消えゆく運命。そりゃそうだ。
幸せにならなかったから消えるんじゃないんだよね。
現実世界で死ぬからメビウスにもいられない。
こういう節々でμがバーチャル人間なんだなって感じるところ。

キャラクター

  • 女主人公について
選択肢を見る限り、男主人公の選択肢のままでは?っていう箇所が多かった
クールっぽい感じでボーイッシュだとしてもなんか違うなーと思うところがあった。
声優さんは男主人公と合わせて沢城姉弟で良かったので、余計に残念だなーという感じ。

新キャラ4人は大元の出来事が大体共通なので上記でも言っている通り、楽士ルート推奨。
帰宅部ルートでもいいんだけど、どうせなら4人全員キャラエピした方がいいと思う。

琵琶坂

弁護士なのは合ってるけども…お前…ってなる。
キャラエピしていくとほんとそう思うわ。

さすがにじっくりこんがりは焼かれたくないので普通に倒しました。
こいつに関しては罪悪感ないしね。

最期はあっけないが自業自得だからね。シャドウナイフは助かったけど。
メビウスで死ぬと現実世界でも死ぬからな…。

彩声

昔ライブアイドルだったのかー…意外だな。
塩対応でツンドラって呼ばれてたぐらいにクールだったらしい。

同じアイドルメンバーだった日向が金属バッドで殴られるとかやばいとしか言いようがないな…。
しかも彩声の目の前でって恐怖でしかない。田所って…。
でも日向は自殺…。命は取り留めたけど、眼球破裂で目が見えなくなって…。

カウンセリングを受け続けて7年後にやっと外に出られるように。
ネイルサロンということは今はネイリストなのね。だからネイルしてるのか。

梔子

両親と姉を放火で亡くしてるから火がダメなのね。
全身火傷とかなら相当酷いって聞くし、家族だから余計にショックだろうね。

琵琶坂は梔子の父が連れてきた弁護士だったけど横領で逮捕されてたのかい!
思った以上にクズ感ある琵琶坂。

なるほど、琵琶坂は自分のアリバイ工作のために田所を使ったわけか。
証拠隠滅というより口封じだな。

Stork

あれか…禁止されてたことを知ったら反動でのめり込むってやつか…。
だからといって覗きに行きつくのか…。

梔子の家の放火現場を目撃したのがStorkなのか。
その時の恰好が覗き用だったから、どうすることもできなくて火事だと叫ぶしかなかった。

でも現実世界に帰ったら、事情説明して出頭するらしい。
なんだかんだ警察官っていう感じもあっていい人だなとは思う、変態だけど

楽士たち

スイートP、おじさんなの分かってたけど証券会社の係長なのか。そりゃあストレス溜まるわな…。

ミレイの経歴からして両親そんな出てこないなーとは思ったけどさ。
さすがに両親が娘置いて夜逃げとは予想してなかったな。
でも性格からして使えない人扱いはまぁ想像できるかな…。

ウィキッドは、一番狂ってる人かと思ったけどキャラエピの内容的に仕方ない面もあるのかなって…。

戦闘関係

イージーだとシールド張れる敵以外は特に苦戦要素はなし。
ただレベルはそこそこないとやられるから注意だけど。

  • バトルフィールド制
前作の狭い場所での戦闘のつらさから解放されて戦いやすくなった。
特にロードもそこまで時間かからないのでここの改善は良かった。

  • 戦闘中のボーカル入りBGMへの切り替え
ここは変更してほしくない要素だったので変更なしで良かった。

  • テンポが悪い
相変わらず空想視はテンポが悪くなるかな。独特なシステムではあるんだけどね…。
でも正直敵のシールド以外は見てなかったかな…シールドは攻撃無効になるからね…。

  • 敵の配置
Vita版の敵の密集率は終盤に行くにつれ増えていった印象だったけども。
今作はラスダンの鬼畜仕様な敵配置がなくなってたのでとても快適でやりやすかった。

システム

  • 部室のセーブポイントがない
部室にセーブポイントがほしかった…。
部室出て「学校の中」に行けばすぐ横にあるんだけど、そうじゃないんだよな…。

  • ステータス絵が良い
女主人公のステータス絵がとても好き。ここだけは女主人公追加の意味あったかな。

  • NPCのトラウマクエスト
前作でかなり根気のいる作業と分かっていたので今回は数回だけで後はしてない。
ここをもっと改善してくれたらやろうかなって思ってたんだけどなー…。